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2021年12月07日



何故牛乳を犬にあげてはいけないのか

こんにちは!フレンチブルドッグ専門店BOOHの増田です!

本日は何故、犬は牛乳を飲んではいけないのかご紹介して参ります!

確かに、昔から猫は牛乳を飲んでいるイメージはあったけど、犬は牛乳をあげているイメージがないのは私だけではないはずです。大人になった現在、考えると飼われているワンちゃんは水を飲んでいるイメージですね!

では、何故牛乳をワンちゃんにあげないのでしょうか?
牛乳の方がお水より美味しそうなイメージはあるので、私個人的には牛乳をあげたいですね〜

あげてはいけない理由

私達人間も牛乳を飲んでいるのだから、同じ哺乳類のワンちゃん達も飲んでも良いのでは?特に害はないのでは?

それが、あるんです!!

実は牛乳の中の糖(乳糖)が問題なのです

人間は乳糖の分解酵素(ラクターゼ)を持っています。ところが、牛乳を飲むと腹痛・下痢を起こす人もいます。これを乳糖不耐症といいます。

 

ラクターゼが生まれつき欠乏していたり、胃腸炎で分泌が悪くなったりした場合に発症します。

 

犬は正常でもラクターゼの分泌が極めて少ない動物です。哺乳中の子犬のラクターゼ活性は比較的高いのですが、成犬ではその活性は極めて低くなります。個体差はありますが、犬はもともと乳糖不耐性の傾向を持っていると理解しなければなりません。

 

それでも、小腸の内面で乳糖は分解され、一部は吸収されます。しかし、あまりに大量に牛乳を飲んだり、腸炎などがあったりすると、乳糖は十分に分解できず小腸に停滞し、乳糖を利用する腸内の細菌が異常に増殖します。

 

その結果が下痢なのです。

 

 

しかし、お水ではなく牛乳をどうしても飲ませたいと思われている私と同じ考えを持っている方、ご安心ください!

ペットショップ等には、乳糖を含まない「犬用牛乳」、「犬用アイスクリーム」などもあります。

 

いつも何気なくペットショップで牛乳を買われている方はこのブログで理解だけでもしておくと、商品を選ぶ際役に立つと思うので、是非参考に!

 

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