2022年09月02日
ワンちゃんは睡眠不足にならないの?
こんにちは!フレンチブルドッグ専門店BOOHの増田です!
日頃お家でよく寝ている我が愛犬ちゃん達ですが、実際しっかりと睡眠を確保できているのか確証が持てない飼い主様が多くいらっしゃるでしょう。
今回はこの睡眠時間について解説していきます。
お家の子の健康を守るために、一度確認しておきましょう。
成犬の理想的な睡眠時間は12~15時間
本来ワンちゃんはほんの少しの音でも、目が覚めてしまうため、あまり睡眠時間は取れていないのではと、心配されている飼い主様は多くいらっしゃると思いますが、確かに私達人間の平均睡眠時間が7~8時間と言われているため、この睡眠時間でレム睡眠(浅い睡眠)が大半を占めてしまうと、睡眠不足になってしまいます。
しかし基本的にワンちゃんは、1日12~15時間ほど眠ると言われています。また、このくらいの睡眠時間をとることが理想とされています。人間に比べると非常に長いですが、レム睡眠を繰り返しているこそ、長い睡眠時間をとることが必要なのです。
よく「うちの子は寝ている時間が長い」と心配されている飼い主様がいらっしゃいますが、それはワンちゃんにとって理想的な睡眠のとり方と言えるでしょう。
反対に、レム睡眠を繰り返す犬が1日12時間以上睡眠を取ってない様子であれば、睡眠不足に陥っている可能性があります。
次に犬が見せる睡眠不足サインをご紹介しますので、最近の愛犬の様子を照らし合わせてみてください。
ワンちゃんの睡眠不足サイン
・1日中ぐったりしている
最近、なぜかぐったりと寝そべっていたり、移動する頻度が少なくなってたりと、1日中ぐったりとしている様子を見せてはいませんか。これは睡眠不足による悪影響が現れている可能性があります。
人間も睡眠不足に陥ると、何事にもやる気が起きなくなったり、常にぼーっとしていたりすることがありますよね。犬も同じです。もしもこのような様子が頻繁に見られる場合には、愛犬が安心して静かに眠れるような環境を整えてあげる必要があります。
・飼い主の言うことを聞かなくなる
睡眠不足によりストレスが溜まってしまい、普段よりも飼い主の指示に従わなくなったり、問題行動を起こしたりする犬もいます。
例えば、いつもはしない行動を行うであったり、無駄吠えがいきなり始まったりと以前と比べて飼い主の言うことを聞かなくなったり、問題行動を起こすようになったりする場合は、睡眠不足も原因の1つとして考えられます。
睡眠不足は健康に悪影響を及ぼす恐れも
睡眠不足はストレスを溜める原因となります。ストレスを溜めてしまうと、問題行動を引き起こしたり、指示を聞かなくなったりするだけでなく、健康にも悪影響を及ぼすことがあります。睡眠不足により体が正常に機能しなかったり、下痢や嘔吐といった体調不良を引き起こしたりすることもあります。そのまま放置してしまうと寿命を縮める原因にもなるため、早めに対処する必要があります。
愛犬の寝床を確保することは大事ですが、寝床を静かな場所や警戒心を強めずに済む場所に設置するなど、愛犬が安心して快適に睡眠を取れる場所を考えてあげてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ワンちゃんはレム睡眠という浅い睡眠を繰り返す動物です。しかし、睡眠不足にならないわけではなく、レム睡眠を繰り返すからこそ、十分な睡眠時間の確保が必要です。飼い主は、愛犬が安心して休める環境を作る努力をしてあげましょう。