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2022年07月09日



車内に残す危険性は夏だけではない?

こんにちは!フレンチブルドッグ専門店BOOHの増田です!

多くの飼い主様が愛犬とお出かけする際、車を使用することが多いと思いますが、この季節になってくると車内はとても危険だとご存知でしょうか?

本日は、車内の危険性を解説していきます。愛犬とよくおでかけする飼い主様やこれからしようとお考えの飼い主様は一度ご確認ください。

犬を車内に置いておくことの危険性

これからの季節気温がだんだんと高くなっていくことが予想されますが、やはり心配なのはワンちゃんの熱中症です。私達人間よりも熱中症になりやすいワンちゃん達はこの時期お外での散歩などは、日が出ている時間帯ではまず無理です。ではワンちゃんとこの時期、お出かけは難しいのでしょうか?というとそういう訳ではありません。注意すべきことを知っていればお出かけすることも可能なのです。

お出かけする際、やはり多くの方が車でのお出かけになるでしょう。そして車での危険性というと、車内で暴れることや窓から顔を出す行為等が思いつくのではないでしょうか。確かにこれらの行為は大変危険になるため、暴れないようにペット用のベッドを置いておくことや行動を制限できるように首輪、ハーネス等をつけることが必要になってきます。しかしそれ以上に危険な行為は車内に置き去りにすることです。

夏は僅かな時間でも車内の温度が急上昇します。ほんの少しの時間だけ、車内にワンちゃんを置いていくことも大変危険になります。よく起こるものは、スーパーなどの駐車場で犬を車内に残したまま買い物に行くことによって起こる事件です。私達人間からすると「ほんの少しの時間だから」「エアコンつけているから」と油断しているときに事件は多く起きています。熱中症は私達が考えているよりも重い病気です。重症であれば命を落とすことも考えられるものです。このことをしっかりと理解しておきましょう。

一年を通して安全な季節はない

ここまでで、夏の暑い時期だけ気をつければいいと考えている飼い主様は要注意です。車内の温度は春夏だけでなく1年を通じて犬の健康を脅かすほどの高温になることが明らかになっています。これを調査した国がイギリスのため、調査国のイギリスより暑い日本ではさらに危険性が高いということです。つまりどの季節になっても車内に残すことは危険性が高いということですので注意しましょう。

車内の温度とワンちゃんの体温

ほとんどのワンちゃんにとって快適な温度は15℃~25℃ですが、これは犬種、コートの長さや密度、体型など様々な要因で変わってきます。

特にフレンチブルドッグやパグなどマズルが短い短頭種のワンちゃんでは、熱を逃がす機能が低いため、25℃あたりは十分に熱中症が起きる温度です。

ワンちゃんの飼い主様は夏の午後の早い時間にのみ熱中症のリスクがあると思いがちですが、自動車内は1年を通じて潜在的に危険な温度に達します。また1日のうちでは最も車内温度が高くなるのは午後の遅い時間ということもあまり知られていない事実です。

まとめ

自動車内の温度は一年を通じてワンちゃんにとって過酷な温度になるということをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。飼い主様は春夏の温かい時期は注意されていますが、寒い時期には油断しがちになります。今までの認識を改めていかなければならないですね。

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