2022年06月14日
ドッグフードの危険性 〜酸化〜
こんにちは!フレンチブルドッグ専門店BOOHの増田です!
本日は、愛犬にいつも上げているドッグフードの危険性の中でも「酸化」について解説していきます。
毎日愛犬が食べているドッグフードの酸化は防ぎたいですよね?保存方法等、今一度確認しておきましょう。
ドッグフードの酸化とは
ドッグフードの酸化とはドッグフードに含まれている油脂が空気中の酸素と反応して起こる変化のことを言います。油脂は空気に触れているとどんどん酸化が進行していきます。
酸化するとドッグフードの臭いがきつくなり、味も悪くなります。
さらに、体調を崩す原因にもなります。
ドッグフードが酸化する理由
ドッグフードが酸化してしまう理由は以下の3点が考えられます。
質の問題
市販に販売されている安価なドッグフードには、トウモロコシや穀物を主成分としているものが多いです。しかしワンちゃんは雑食寄りの肉食のため、穀物を主成分にしてはあまり食べてはくれません。そのため、食いつきをよくするために動物性の油でコーティングされているドッグフードが多く、このコーティングされている油が空気に触れることによって酸化が進みやすいのです。
主成分がお肉のフードの方が食いつきはいいので、酸化の問題やあまり食べないという子に対してはお肉中心のフードに切り替えてみてはどうでしょうか?
保存環境
次にドッグフードの保存環境の問題です。
保存環境に適しているのは冷暗所や日光が当たらない場所です。「高温多湿な環境」「光が当たる場所」はドッグフードが傷んでしまうので、今一度確認しましょう。
パッケージの問題
ドッグフードのパッケージには切り込みが入っているだけのタイプやジップで閉じているだけのタイプなど色々ありますが、酸化を防ぐためにはパッケージにも気をつけなければなりません。
切り口だけのタイプだと空気を抜いて閉じても常に空気に触れている状態になりやすいため、酸化が起きてしまいます。
さて、ここまでで、酸化したドッグフードを食べることがダメなことだとお分かりいただけると思いますが、実際食べているとどんな影響があるのでしょうか?
実際、酸化したドッグフードを食べ続けると、下痢や嘔吐などの体調不良の原因となってきます。他には体臭が臭くなる、うんちが臭い、涙やけがひどくなるなど様々な不調の原因となります。
ドッグフードは封を開けてから1ヶ月ほど経っている場合は、新しいドッグフードに変えてあげましょう。
次に、既に酸化したドッグフードを見分けるポイントです。
・ドッグフードを開封してから1ヶ月以上経っている
・ドッグフードのにおいが前よりもきつい
・ドッグフードがべたべたするようになった
・ワンちゃんの食いつきが悪くなった
・ワンちゃんが下痢や嘔吐をするようになった
上記に当てはまる場合は酸化している可能性が高いので、気をつけましょう。
まとめ
どうだったでしょうか?ドッグフードのまとめ買いをされていた方もその危険性がご理解できたでしょうか?
何回も買いに行くのは面倒だと思いますが、ワンちゃんの健康に直結する問題なので意識するようにしましょう!