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2022年06月07日



愛犬の体臭の原因

こんにちは!フレンチブルドッグ専門店BOOHの増田です!

愛犬の体臭について悩まれている飼い主様は多いのではないのでしょうか?
今回はそんな体臭の原因について解説していきます。

犬の体臭の主な原因は「皮脂」です。
犬は人間のような水っぽい汗をかかないので、いわゆる「汗臭い」という体臭はありません。
犬の体臭は、皮脂が空気に触れて酸化することで生じます。
皮脂をエサとする菌が繁殖しやすくなる高温多湿の時期は、とくに愛犬の体臭は強くなるでしょう。

 

臭いの対策

1:シャンプー
・皮脂汚れが溜まってきたら、シャンプーで皮脂を洗い流すのが効果的です。
ただ、シャンプーに含まれる界面活性剤は、皮膚のバリア機能を保つ常在菌も洗い流してしまいます。
どの犬種でも、皮膚が健康な状態であれば、乾燥した時期は3~4週間に1回程度、ジメジメした時期は2~3週間に1回程度がシャンプーの適切な頻度と言われていますが、愛犬の体臭が増している場合は菌が繁殖している証拠なのであくまで目安と考えましょう。

なお、フレンチ・ブルドッグ、パグといった皮脂の分泌が多めな犬種は、、体臭や皮膚のベタつきが気になる場合はシャンプーの頻度を高めにしてもよいでしょう。

2:除菌・抗菌したもので拭う
・フレンチ・ブルドッグやパグなど顔にシワのある犬種は、どうしてもシワの間に皮脂汚れが溜まるので、顔周りが臭いと感じるかもしれません。
同様に、目ヤニや涙を放置しておくと、そこに雑菌が繁殖して顔の臭いの原因になります。
目の下の汚れが気になる場合は、コットンなどでやさしく目ヤニや涙を拭い取ってあげてください。

3:ブラッシング
・短毛か長毛かにかかわらず、頻繁にブラッシングをすると皮膚の新陳代謝が促され、皮脂の分泌が安定します。
短毛犬種は獣毛ブラシやラバーブラシ、長毛犬種はピンブラシやコームを使って、被毛に溜まった汚れを取り除くのをぜひ日課にしてください。

長い被毛が毛玉になると、毛玉内で雑菌が増殖しやすくなるので要注意。
毛玉は、スリッカーブラシなどを使ってほぐし、いつも衛生的な被毛を保てるようにしましょう。
長毛の犬種は、尿の成分が被毛に付着してしまい、それがアンモニア臭の原因になるケースも少なくありません。アンモニア臭軽減のためにも、ブラッシングは有効です。

 

まとめ

犬の体臭の主な原因は、皮脂の酸化です。
犬である以上、ある程度の体臭がするのは当然で、犬自身は自分がまとっている体臭で安らぎを得ていることも、覚えておいてあげたいものです。
けれども、口臭や耳の臭いは、病気の原因になる菌が原因のケースもあるので適切な対策を取ってあげましょう。

愛犬が健康的な毎日を過ごせるように、正しい知識を得て役立ててくださいね。

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