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2022年01月18日



若い犬でもなる!?〜関節疾患〜

こんにちは!フレンチブルドッグ専門店BOOHの増田です!

本日は、犬が高齢になってくると必ずと言ってもいいほど出てくる関節の問題について、ご紹介していきます!

おうちの子にも出てくる問題なので、将来のことが心配な飼い主様は確認しておきましょう!

関節が悪くなる原因

(参照:ロイヤルカナン 犬と猫の関節疾患)

この図は犬の関節の内部構造です。
これを見ると、骨の端の部分には軟骨と言われる部分があります。
この軟骨は骨が受ける衝撃をやわらげるクッションのような役割や、関節を曲げ伸ばしするときに骨と骨の摩擦を防ぐ働きがあります。ワンちゃん達は飛んだり、跳ねたり、足場が悪いところで関節に負担をかける動きをしたりすると、軟骨同士が摩耗し、軟骨がどんどん擦り減っていきます。したがって高齢犬に関節が悪い子が多いのは、小さい頃からの積み重ねが原因なのです。

犬の関節疾患

では、関節の疾患にはどういったものがあるのでしょうか?

関節炎の中で代表的な疾患として、「変形性関節症」というものがあります。
この疾患は、関節において軟骨がしだいに擦り減ってしまい、中の硬い骨と骨が直接ぶつかりあって、関節が変形し腫れを伴う炎症が起こる病気です。

これが発症してしまう原因としては、まず老化によって起こってしまうもの、そして二次的に起こるものがあります。
生まれつき股関節の形成不全であったり、関節に大きい負担がかかる大型犬種では、変形性関節症になりやすい傾向があります。
また、肥満によって関節に負担がかかり、若い年齢でも発症する場合もあります。

変形性関節症の症状

変形性関節症になると、骨と骨がぶつかり合うので痛みが出るようになってしまいます。
この痛みのために、以下のような症状が表れます。

・歩き方がおかしい、足を引きずっている

・関節部分を繰り返し舐める

・運動後しばらく動かない

・食欲の低下など

関節のケアはどうすればいいか

一番大事なのは、若い頃だからといって飛んだり、跳ねたりをあまりさせないようにしましょう。
積み重ねで高齢になった際に症状がでてきてしまいます。予防することで防げる疾患なので、注意してあげましょう!

ワンちゃんは、高齢になればなるほど、軟骨を修復する成分の合成がだんだんと少なくなっていくため、間接ケアのサプリメントでカバーをしてあげましょう。具体的には、軟骨成分であるグルコサミンやコラーゲンを含むおやつ、サプリメントを積極的に摂取させましょう。

まとめ

どうだったでしょうか?

間接の疾患は高齢になってからしか出ない病気ではないことをご理解いただけたでしょうか。

若い頃から運動の仕方を気を付けるだけでも関節疾患の予防になります。

このブログを読まれた方は今日からでもお家の子の関節を守るために、サプリメント等お出かけした際には探してみるのもいいと思います!

お家の子の予防は飼い主様しかできません。何か困ったこと、お悩みあればフレンチブルドッグ専門店BOOHにいつでもご連絡ください!!

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