2022年04月15日
犬に「味覚」はあるの?
こんにちは!フレンチブルドッグ専門店BOOHの増田です!
私達と一緒で、毎日ワンちゃんもご飯をたべます。そんな家族の一員のワンちゃんにも栄養があって美味しいご飯を食べてほしいですよね!
では、ワンちゃん達はどのようなものを美味しいと感じているのでしょうか?
本日は、わんちゃんの味覚、習性などから、わんちゃんがどのように食べものを「美味しい」と感じるのかをお話します!
ワンちゃんに味覚はあるの?
わんちゃんの舌には食べものを舐め取る、毛繕いをする、水を飲むといったさまざまな機能があります。では、味覚を感じる機能は備わっているのでしょうか?
実は、ワンちゃんもきちんと味覚を感じることができます。人と同じように、わんちゃんの舌にも味覚を感じ取る味蕾(みらい)という細胞があるからです!
では、人と比べるとどうでしょう?
実は、私達人とは味の感じ方が異なるようです。というのも人の味蕾細胞は1万個に対し、ワンちゃんの味蕾細胞は2千個とかなり差があるからなのです!
つまり、味蕾細胞が少ないワンちゃんは人よりも味に鈍感なことがわかると思います。
感じれる味覚
ワンちゃんが感じれるのは「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」の4つの味覚です。
では、ワンちゃんが好む味覚は何なんでしょうか?一つずつ具体的にみていきましょう!
甘味
ワンちゃんが味覚の中で1番発達しているのは甘味です。そのため、かぼちゃやサツマイモ、とうもろこしなどの糖分が多い野菜はよく食べてくれます。
BOOHの店舗でもサツマイモのおやつ等はとても人気で、殆どの子がおいしそうに食べてくれます!食べ過ぎは、フードが食べれなくなってしまうので気をつけてください。
苦味
苦味は毒が入っている食べ物に多いので、人もワンちゃんもあまり食べたがらない傾向にあります。これは野生の名残で、苦いものは身体に有毒であると避ける習性があるからです。
しつけグッズに苦味成分を使用したスプレーがあるのも、わんちゃんが苦いものが嫌いであることを利用しているんですね。
酸味
酸味とは文字通り「酸っぱさ」を感じる味覚のことです。ワンちゃんは野生のころ森で食べるものを探していたため、自分の身にとって有害なもの、腐敗しているものを判断しなければいけないため酸っぱさには敏感なのです。
塩味
塩味はわんちゃんが感じる味覚の中でも、1番鈍感な味覚です。そもそもわんちゃんの身体に必要な塩分量は少ないゆえに、塩味を感じる必要がなかったという理由があるようです。
まとめ
いかがだったでしょうか?ワンちゃんも私達人と一緒とまではいかなくても味覚はあることがわかったと思います。
今まで味覚なんて合ってないようなものと考えられていた飼い主様は今一度、お家の愛犬がどんなものを食べているか見直してみてもいいかもしれません。
あまりにも低安価なフードや何が入っているかわからないようなフードは改め、しっかりと栄養価が高いものを選んであげると一緒に過ごしているワンちゃんももっと幸せになれるかもしれませんね!
今一度考えてみましょう!